会長方針

我々が生活する現代社会では、デジタル革命がおこり、社会の産業構造は急激に変化しています。深刻化する人口減少、イノベーションの停滞、地球温暖化等、様々な問題への対応が迫られる中、私たちは今、新型コロナウイルスの脅威に直面しています。世界が大きく変化する中、我々青年部は時代に乗り遅れない勇気と行動力を求められているのではないでしょうか。
 そこで令和3年度のスローガンは、知覚動考(ちかくどうこう)としました。知覚動考とは禅の言葉で人が成長する時には、「知る→覚える→動く→考える」というプロセスで成長していくという意味です。迷ったり悩んだりすることも多々あります。そんな時にこそ、我々は一歩踏み出して行動をおこし検証して経験値としていく。今年度の青年部活動は頭で考えるだけでなく、行動に起こし検証するまでを活動とします。昨年度中止となったごんごまつりをはじめ、多くの事業についても津山市・津山商工会議所と共闘し、メンバー一丸となって失ったものを取り戻していかなければ、我々が住み・経済活動をおこなっている津山の街の衰退は目に見えています。我々が出来ることは全体から見れば少しのことかもしれません。しかし、青年経済人の団体である我々が行動を起こさないで津山の街が、自社が、ひいては社員の生活が守れるでしょうか。令和3年度はその分岐点になる年のように感じます。100人の知恵が集結すれば大きな津山の力になるはずです。今こそこの状況から目を背けずに、一歩ずつ前に進みましょう。
 昨年度は新型コロナウイルスの影響でほとんど活動ができませんでした。今年度もまだどうなるかわかりません。津山の現状の医療体制や高齢化率、そして各会員企業の経営状況を考えれば、爆発的な感染拡大は絶対に防がなければなりません。制限のかかる活動も出てくる可能性もありますが、昨年度活動ができなかった経験を生かして行動力のある青年部活動をみんなの力でおこなっていきましょう。また、情報化社会の中、さまざまなネットワークの構築や青年部の5年後・10年後を支えてくれる人材の発掘にも力を注いでいきたいと考えています。この一年間、皆様のご協力を宜しくお願いします。

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